ダニ取りシートは、市販で簡単に購入することができ手軽で便利なアイテム。
ダイソーからドラッグストア、通販サイトまで様々な商品があります。
『どのように置いたら効果的にダニを捕まえてくれるのか?』
『ダニ取りシートの種類、選び方を知りたい』
『ダニ取りシートはどう置くの?』
初めて買う方にとっては悩みは尽きません。
そこでこの記事では、ダニ取りシートの失敗しない選び方から置き方、絶対に置くべき場所まで解説していきます。
- メリット・デメリットについて
- ダニ取りシートの選び方
- 置くべき場所:意外と知られていない場所まで
- 気になる疑問:悩みをズバリ解決!
以上の流れで解説します。
当記事を参考にしていただき、あなたに合ったダニ取りシートを選んでいただけたら幸いです。
ダニ取りシートのメリット
そもそもダニ取りシートを設置する意味ってあるの?掃除機だけじゃダメなの?
生きているダニを捕獲するには効率の良い方法なのがダニ取りシートです!
ダニ取りシートのメリットは以下の通り。
- 設置が簡単
- ダニ退治と対策が同時に行える
- 設置していると安心感がある
一番のメリットは手軽に設置するだけでダニ対策を行えること。
ダニの死骸やフンといったものは、掃除機で吸うことはできますが、生きたダニは布団やベッドなどにしがみつき吸うことが難しいとされています。
そんな時に役立つのがダニ取りシート。
ダニをおびき寄せしっかりと捕獲してくれる優れもの。もちろん良いことだけではないため、デメリットなど詳しい情報は以下の記事で解説しています。
関連記事>>ダニ取りシートは効果あるの?実際に使用して感じたメリット|デメリットまで大公開!
ダニ取りシートの種類・選び方
『口コミで人気なダニ取りシートは効きそう!』
『捕獲した数を公表しているシートものを選びたい!』
『安いものなら何でもいい!』
人それぞれ選ぶ基準は違います。
本格的にダニ退治するなら効果を裏付けるデータを公表しているのか、安全性は立証されているかが大切です。
ダニ取りシートを選ぶコツは以下の2点。
- ダニの捕獲数の結果を公表しているか
- 安全性の有無はされているか
時期や環境の違いによって、ダニの数は異なりますが、効果を判断する材料となり活用することができます。
Amazonや楽天市場で人気のダニ取りシートをエビデンスや安全性でまとめました。
商品名 | 捕獲タイプ | エビデンス(捕獲試験) | 捕獲率 | 安全性 |
ダニ捕りロボ | 乾燥・増殖抑制 | 〇 | 多め | ・急性経口毒性試験 ・クローズド・パッチテスト ・変異原性試験 Ames 試験 |
さよならダニー | 3D構造/粘着性 | 〇 | 多め | なし |
ダニピタ君 | 粘着性 | 〇 | 多め | ・急性経口毒性試験 ・クローズド・パッチテスト ・復帰突然変異試験 |
ブラックホール | 繁殖抑制 | 〇 | 多め | なし |
ダニ取りマット・エース | 粘着性 | 〇 | 多め | なし |
アースダニがホイホイ | 粘着性 | 〇 | 通常 | なし |
ダニ捕りシートDX | 粘着性 | ✕ | 通常 | なし |
バルサンダニ取りシート | 粘着性 | ✕ | 通常 | なし |
ダイソーのダニ取りシート | 粘着性 | ✕ | 少なめ | なし |
商品によってもエビデンス(捕獲試験)の公表していないものもあります。
例えばダイソーのダニ取りシートは捕獲試験も安全性も不明。ですが100円で済むためコスパも良く、利用する方も多いはず。何より、あなたにあったダニ取りシートを選ぶことが大切です。
関連記事>>【検証記事】ダイソーのダニ取りシートを切ってみた
コスパで選ぶなら?
ダニ取りシートの持続効果は約2ヶ月~3ヶ月とされており、長期間持続するわけではありません。
また、ダニに刺されてしまい場合によっては病院に通ったり市販のお薬に出費してしまい、ダニ対策にお金をかけるのは厳しいという方もいます。
ダニ取りシートによって価格は違うため、あなたの予算に合わせて選ぶようにしましょう。
具体的な価格は以下の通りです。参考にしてみてください。
商品名 | 価格(税込み) | 一枚当たり | 内容量 |
ダニ捕りロボ | 8,360円 | 1,672円 | 5枚入り |
さよならダニー | 1,458円 | 364円 | 4シート |
ダニピタ君 | 3,980円 | 796円 | 5枚入り |
ブラックホール | 1,080円 | 540円 | 2枚入り |
ダニ取りマットエース | 482円 | 482円 | 1枚 |
アースダニがホイホイ | 725円 | 241円 | 3枚入り |
ダニ捕りシートDX | 980円 | 327円 | 3枚入り |
バルサンダニ取りシートS | 1,038円 | 519円 | 2枚入り |
ダイソーダニ取りシート | 108円 | 108円 | 1枚入り |
市販で販売しているものやAmazonなどの通販サイトの価格は変わるため、大体の金額となります。
また市販で販売しているダニ取りシートはお求めやすいですが、種類も少なく価格も定価販売のため通販サイトで購入したほうがお得です。
薬局で勤めていてもチラシや広告に入ることは滅多にありませんでした。
ダニ取りシートの使い方:開封して3分で設置できる手軽さ
ダニ取りシートの使い方は以下の通りです。
- 商品を開ける
- 専用のシールなどに設置した日付を記入する
- ダニがいそうな場所・気になるところに置く
- 期間が過ぎたら、各自治体の分別に従い捨てる(大抵は燃えるゴミ)
そこまで難しいことはありません。
実際にどんなものか見ていきましょう。
シールなど忘れずに記入します。
大抵は殺虫剤不使用のため、手にとっても問題ありません。
布団の下やカーペットなどに設置しておしまいとなります。
ダニの好む場所は?置く場所まで
ダニの好む場所として下記の4カ所
- 暗い場所
- 気温25~30℃
- 湿度70%以上
- エサが豊富な場所
これら4つの場所が合わさった場所はダニにとって過ごしやすく快適な場所です。
特に布団やベッド、カーペットといった場所は要注意!
絶対に置くべき場所
置くべき場所は以下の通りです。
- シーツと敷布団の間
- ベッドのマットと敷布団の間
- 床や畳とカーペットの間、畳の裏
- ソファークッションや背もたれのすき間
- 押入れは上下や対角線に配置
埃や髪の毛などがたまりやすいクッションの下や背もたれのすき間に置くのも効果的。エサをなくすために掃除機やコロコロでキレイにしてから設置しましょう。
また床と密着しているソファーの下もおススメ。
特に布製のソファーはダニが発生しやすいので、ダニ取りシートを置きましょう。
意外と知られていないダニが潜む場所
- ペットのマット、プレイマットの下
- 押し入れ、下駄箱
- 調理保管庫
押入れやクローゼット、下駄箱は薄暗く湿気もこもりやすいため、ダニが好む場所。押入れは上下左右対称に置く良いでしょう。
また、粉類など保存食品を保管しているキッチンも「コナダニ」が発生しやすい場所。放置したままだとダニが発生し、健康面にも影響があります。食器棚シートを敷いてから下に設置しておきましょう。
ダニの種類や詳しい情報については以下の記事で解説しています。
関連記事>>【おうちでダニ対策】家の中にいるダニを退治するのはコイツだ!
ダニ取りシートを移動させても良いの?
ダニ取りシート(ブラックホールなど一部の商品は除く)は、誘引剤の効果によって周辺からダニが集まってきくるため、できるだけ設置個所は変更しない方が望ましいです。
またダニ取りシートを設置したからと布団などそのまま放置の状態は良くありません。定期的に換気しダニの過ごしにくい環境を作ることが大切です。
移動させる際は誘引剤がこぼれないように暗い場所に保管おきましょう!
もし中をこぼした場合
掃除している際に破けてしまったり、ペットが遊んで破損させてしまったりというケースもあります。
ダニ取りシートを設置する際は、ペットや小さなお子さんに目の届かない場所へ設置するのが望ましいですが、触ってしまったらしっかりと手を洗ってあげてください。
誘引剤がこぼれた場合は、掃除機などでしっかりと吸い取りましょう。
関連記事>>ダニ取りシートを洗濯してしまった!プロに聞いた3つの対処方法について
気になる疑問・質問
ダニ取りシートに関して気になる疑問・質問は以下の通りです。
- 全てのダニに効くのか?
- 屋内性のダニのみとなります。イエダニ、マダニといった屋外のダニには効果ありません。
- すぐ効くのか?
- 全てのダニ取りシートに即効性というものはありません。おびき寄せキャッチするものであり時間が掛かります。設置してから3週間してから効果を実感することができます。
- ダニ取りシートだけで効く?
- 一定のダニを退治することはできますが、全てを退治することは難しいです。
定期的に防ダニスプレーを吹きかけたり、布団を干したりして対策を行い、ダニの死骸やダニの餌となる皮脂などを除去するために掃除機でしっかりと吸い取ることで、ダニを減らすことができます。
ダニ取りシートを設置しても定期的に換気や掃除を行いましょう!
まとめ
ダニ取りシートだけで全てのダニがいなくなることは難しいです。
定期的な掃除や換気、除湿剤の設置などあらゆる面で対策することが必要です。
とはいえ
ダニ取りシートを設置しないよりかは、したほうが精神的にも安心するためおすすめ。
『気になる程度だから安いやつでいい』
『子どものダニ刺されがひどいから徹底的に退治したい』
とあなたに合った商品を選ぶことが大切です。
以下のおすすめ記事では、コスパ別にお伝えしておりますので、参考していただけたら幸いです。
関連記事>>選ぶなら今!おすすめのダニ取りシート5選とその選び方【2023】